You ain't heard nothing yet!

ある社会科講師の旅の回想録

You ain't heard nothing yet!(お楽しみはこれからだ!)

東海道をゆく⑨~第七宿:平塚宿~

いちまーい,にまーい…… 『番町皿屋敷』 JR平塚駅から徒歩15分。旧東海道沿いに本陣跡などの碑が点在する。 道々面白いものに出くわす。「お菊塚」と書かれた石碑。あの有名な怪談『番町皿屋敷』のお菊さんの墓らしい。なんでもお菊は平塚宿の出身であった…

東海道をゆく⑧~第六宿:藤沢宿~

旅ごろも 木の根かやの根 いづくにか 身の捨られぬ処あるべき 一遍 JR藤沢駅から北に徒歩15分。境川を渡る藤沢橋あたりに藤沢宿があった。歌川広重『東海道五十三次』の「藤沢」に描かれている橋が藤沢橋であろうか。手前の鳥居に目が行くが,遠景に描かれ…

東海道をゆく⑦~第五宿:戸塚宿~

佐野の馬 戸塚の坂で二度転び 川柳 JR戸塚駅西口から西に歩き,国道1号線に出たところで南に左折。国道沿いに徒歩10分圏内に碑が所々建つのみ。羽黒神社あたりが目印,この辺りにあったのが澤邊本陣。旧国ではここから相模国に入る。相模国といえば鎌倉であ…

東海道をゆく⑥~ちょっと寄り道 京急本線・久里浜線~

本日天氣晴朗ナレドモ浪髙シ 戦艦三笠より打電 浦賀 京急本線は浦賀駅が終着駅であるが,黒船来航地へは堀ノ内で久里浜線へ乗り換え,久里浜駅で下車する方がよい。このことを知らなかった,土地に不案内な私は一端浦賀まで出てから,引き返すという羽目にな…

東海道をゆく⑤~第四宿:保土ヶ谷宿~

「今,何刻でぇ?」『時そば』(落語) 江戸時代,いわゆる現在の横浜は街道沿いの街として存在しなかった。ゆえに東海道第4の宿場は横浜駅(京急・JR)を過ぎて,JR保土ヶ谷駅に飛ぶ。駅前からJR線,国道一号線にかけて保土ヶ谷宿跡の数々の碑が見られる…

東海道をゆく④~第三宿:神奈川宿~

「神奈川という名が付いているが,どこにも川はない。」 『江戸参府旅行日記』ケンペル 神奈川県の名は,この付近にあった神奈川湊が元になっており,港町として古くから栄えた。地名語源辞典(山中襄太著 校倉書房)によると,神奈川の名は文字通り川が語源で…

東海道をゆく③~第二宿:川崎宿~

六郷渡れば川崎の 万年屋 鶴屋と亀屋が米饅頭 『お江戸日本橋』(民謡) www.youtube.com 多摩川を渡ると神奈川県(川崎市)に入るが,旧国でいうとまだ武蔵国である。多摩川は江戸防衛の最後の要害であった。そのため17世紀末から明治期に入るまで東海道にも橋…

東海道をゆく②~第一宿:品川宿~

「わたくしも十六になります。」 八百屋お七 『好色五人女』井原西鶴 江戸日本橋を出立して,東海道第一宿が品川宿。 品川宿から旧東海道を南に下り,大井競馬場の近くに大経寺というお寺がある。かつてここに鈴ヶ森刑場があった。江戸初期,由比正雪の乱(16…

東海道をゆく①~発端序:日本橋~

難波江のよしあしくとも旅なれば おもひたつ日を吉日とせん 『東海道中膝栗毛 発端(はじまり)』(十返舎一九) まづそのとしはめでたき春をむかへて きさらぎ(二月)のなかばより いせさんぐう(伊勢参宮)とおもひたち 東海道へと出かけける 江戸八丁堀(現東京都…

アプサラの夜~カンボジア⑰~

シェムリアップ最後の夜はホテルでアプサラダンスのショーを見ることにした。席の予約をホテルの日本人スタッフの那須さんにお願いした。行ってみると最前列中央の特等席を用意して頂いた。ディナーはビュッフェ形式である。 アプサラダンスはクメール(カン…