2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「今,何刻でぇ?」『時そば』(落語) 江戸時代,いわゆる現在の横浜は街道沿いの街として存在しなかった。ゆえに東海道第4の宿場は横浜駅(京急・JR)を過ぎて,JR保土ヶ谷駅に飛ぶ。駅前からJR線,国道一号線にかけて保土ヶ谷宿跡の数々の碑が見られる…
「神奈川という名が付いているが,どこにも川はない。」 『江戸参府旅行日記』ケンペル 神奈川県の名は,この付近にあった神奈川湊が元になっており,港町として古くから栄えた。地名語源辞典(山中襄太著 校倉書房)によると,神奈川の名は文字通り川が語源で…
六郷渡れば川崎の 万年屋 鶴屋と亀屋が米饅頭 『お江戸日本橋』(民謡) www.youtube.com 多摩川を渡ると神奈川県(川崎市)に入るが,旧国でいうとまだ武蔵国である。多摩川は江戸防衛の最後の要害であった。そのため17世紀末から明治期に入るまで東海道にも橋…
「わたくしも十六になります。」 八百屋お七 『好色五人女』井原西鶴 江戸日本橋を出立して,東海道第一宿が品川宿。 品川宿から旧東海道を南に下り,大井競馬場の近くに大経寺というお寺がある。かつてここに鈴ヶ森刑場があった。江戸初期,由比正雪の乱(16…
難波江のよしあしくとも旅なれば おもひたつ日を吉日とせん 『東海道中膝栗毛 発端(はじまり)』(十返舎一九) まづそのとしはめでたき春をむかへて きさらぎ(二月)のなかばより いせさんぐう(伊勢参宮)とおもひたち 東海道へと出かけける 江戸八丁堀(現東京都…